番外編えぴそーど 陶尚の陶芸体験と教室
2004年4月より当方の工房で 細々と始めた備前焼の陶芸体験と教室。 始めたきっかけは、ご近所の方が 「教えて!」の一言からでした、、。 当方は、窯元時代では 修学旅行生の団体さまや、 備前の本場で手ひねり体験を っと、言う方の指導をさせて 戴いておりましたし、 岡山の毎日新聞社ビルでの カルチャーセンターで講師代理を 務めてた経験もあるので、 何ら抵抗なく良いですよ、、。 っと、いう感じでした。 ただ、当方の工房が自身の制作で 支障の無いよう、使い勝手の良いように 最小限のスペースで設計しているため、 少し狭苦しく感じるのではっと言う思いでは 少し抵抗がありました。 でも、実際始めてみますと、 それぞれの方が、制作に集中され、 目の前を注視されるので特に、 クレームは無かったです。 |
一方では、私自身が好きなことでもあり、 赤穂で本場備前の制作を 楽しんでもらえたら、 土いじりを楽しんで欲しい、 土が陶器に変わる事を楽しんで戴けたら、 それで十分っと言う思いで 始めたものでしたので、 価格設定も本場よりは低くしてますし 実にボランティア感覚で、、。 来られる方が皆さん恐縮されて ちゃんととって下さい、、。 と言う会話もあったり、、。 しておりました。 |
その始めた陶芸の体験も 当初は地元の方が中心でしたが、 インターネットを見ましたと、 赤穂へ観光に、、かと思いきや、 陶芸がメインですっと、 北海道の遠方から来られる方、。 御縁あって、博多や大分から 車で来られた方も居られたり、、。 そうしておりますと、小学校の子ども会 母親クラブなどの方々が お声を掛けて戴き 親子で陶芸体験を公民館や児童館、 学校の工作室にて大人数さまで やらせてもらったりと、、。 お陰さまで年間300人を 超える方々に接するまでになりました。 |
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当方の陶芸体験と教室との違いは、 「体験」は粘土をロクロ上などに 載せた状態で制作して戴いて終わり。 「教室」では、それを少し乾かせて 高台を削り出したり、付けたりし、 加工(仕上げ)してサインを入れて終わり。 平たく表現すると、そう言う感じ、、。 少し作業の深さが違います。 |
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教室には長期にわたり、通って戴いて これから使う食器をコツコツと 制作された、当事独身女性の方や、 成人の記念にご両親にプレゼントしたいと、 2か月ほど来られた方、 今では遠方から、 丸1日をかけて来られる方も、、。 それぞれに、制作の意図が有って 思いが有って制作されております。 そう言った方々のサポートをしながら、 制作をして戴いてもらってます。 |
当方の教え方が、「分かり易くて良い」って 皆さん仰ってくれます。 なんとか最後には制作意図に近いものが 出来あがって、それぞれの方が 自画自賛と喜んでくれております。 手の動きを言葉で表現するのは 難しいのですが、 サンプル制作の途中でカットしたり、 手の動きを細かく説明させてもらったりして、 頑張って制作できるようにサポートを させて戴いてます。 |
また、体験や教室は「何時にします!」 では無くて、 お互いが都合のよい時にやらせてもらってます。 子どもの頃友達に、 「明日、遊べる?」って言う感覚です。 教室も、体験も先行予約、、。 楽しんで戴けたらっと思っております。 |
陶尚の陶芸体験と教室、、。 |
2010年3月 |